お知らせ 2020.08.07 一覧へ戻る

創業して初めて、書籍編集者を募集します。

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「創業して初めて、書籍編集者を募集します。」記事アイキャッチ画像

ライツ社は、2016年9月に創業した、いま日本で最も新しい出版社の1つです。拠点は、タコと明石焼きで有名な兵庫県明石市にあります。(でも、東京でも全国どこでもリモート可!)

 

これまでの刊行点数は4年間で26点。うち、10万部以上が1点、5万部以上が2点、3万部以上は3点。そして重版率は65パーセントです。各ジャンルの書籍グランプリでも2度、入賞しています。

 

実用書、ビジネス書、芸術書、文芸エッセイ、コミック、人文書、地図ガイド……ほか。ジャンルにとらわれることなく、社員5名で年間6〜7点ほど、自分たちが本当におもしろいと思う本だけを出版しています。

 

ライツ社は9月で5年目を迎えますが、これまでの出版活動を通じて経験したことは、自分たちが心からおもしろいと思った本を、全力でつくり、全力で広げる努力を怠らなければ、まだまだ本は売れる。出版っておもしろい!という実感でした。

 

「write,right,light. 書く力で、まっすぐに、照らす。」を合言葉に、これまでと同様、そしてこれまで以上に、まだ見たことのない、人の心を照らす本づくりができる編集者を募集します。

 

●なぜ募集するのか?

ライツ社では、特にこれから出版していきたい本があります。それは「絵本」「小説」です。

弊社の営業がある日、こんなことを言っていました。

 

「想像力が足りないときに問題が起こると思うんです。
想像力さえあれば、この世の中はもっと良くなるんじゃないかって」

 

わたしたちは、「本」以上に想像する力を育むものを知りません。「本」以上に人生を変えるものを知りません。そして、「本」以上に世界に言葉を残していく術を知りません。

 

ライツ社からまだ出版したことはありませんが、100年読み継がれていく絵本や小説を出していきたい。だから、そんな本をつくってくれる編集者を募集します。

 

●募集職種:書籍編集 1名(ジャンル不問)

 

ジャンル問わず、編集経験が1年以上ある方
【歓迎】絵本、児童書、小説、翻訳本いずれかの編集者

 

現在の社員構成は、編集2名、営業2名、営業事務1名です。

 

●選考方法:書類選考→面接
(面接は、ご希望の場所まで伺います)

下記のフォームに必要事項を入力の上、お送りください。申し訳ございませんが、2週間以内に書類選考を通過された方にのみご連絡いたします。

https://docs.google.com/forms/d/1QUMZ1WNxPiQPQx8BEQrs3ZoWmsBHQehYBnVSK8-nDXA/

 

●書類選考の応募〆切:2020年8月31日(月)

※延長する場合もあります

 

●給与・賞与・勤務地について

給与:経験により応相談
昇給:年1回

賞与:年1回(業績による)
※過去実績 最小「なし」〜 最大「12ヶ月分」 毎年、実績に合わせて売れた分だけ最大限還元します。

勤務地:全国どこでもリモート可(本社は兵庫県明石市です)【歓迎】関西へのUターン
※現在は関西(兵庫・大阪・京都)で4名、東京で1名が働いています。

最寄駅:JR明石駅(から徒歩7分)
京阪神から意外と近く、神戸駅から電車で12分、大阪駅から40分、京都駅から1時間10分。隣駅は新幹線が停まる西明石駅、また神戸空港も近いので東京へのアクセスも便利です。

 

●勤務時間・本づくりについて

勤務開始日:ご都合に合わせます(試用期間3ヶ月)

勤務時間:9時〜17時 or 10時〜18時(休憩1時間)
※特別なことがないかぎり、基本的にみんな定時前後で帰っています。
休日・休暇:完全週休2日制(土日)、祝日、GW・お盆・年末年始休暇(今期の年間休日日数は127日)、有給休暇
福利厚生:社会保険完備、財形、人間ドッグほか

本づくりについて:「出版点数のノルマ」も「ジャンルの制限」もありません。弊社にあるのは、「自分がおもしろいと心から思い、それが世の中を照らす企画なら出せる」という環境です。そして、「誰かがおもしろいと思った企画を最大限多くの方に届けられるよう、一緒に磨き、努めることができる仲間」です。

 

●問い合わせ先

採用担当:大塚 啓志郎(おおつか けいしろう)
info@wrl.co.jp / 078-915-1818

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ライツ社について>

●主な出版実績

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・リュウジ式悪魔のレシピ(リュウジ)【14刷12万3千部】※日販・トーハン2020上半期ベストセラー(実用書部門)ランキング入り
・売上を、減らそう。(中村朱美)【10刷5万6千部】※読者が選ぶビジネス書グランプリ2020 イノベーション部門 受賞
・HEROES(ヨシダナギ)【6刷9千5百部】※12,000円の高価格にもかかわらず、紀伊國屋書店新宿本店で1ヶ月270冊売れを記録
・毎日読みたい365日の広告コピー(ライツ社)【14刷6万7千部】※Amazon総合1位獲得(2020年7月26日)
・全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ(本山尚義)【9刷4万3千部】※料理レシピ本大賞2018 in Japan 特別選考委員賞受賞
・人生を狂わす名著50(三宅香帆)【4刷1万1千部】※2018年某書店チェーン「ブックガイド」年間ランキング第1位

 

●営業・販売促進について

・1点1点に時間をかけて案内する
・店頭で大規模な仕掛け展開を狙う
・SNSで話題をつくる
・メディアでたくさん取り上げてもらう
・長く売り続ける

 

小さな出版社ですが、各主要取次と契約しています。年間に6〜7点と絞りに絞った出版点数のため、1冊に多くの時間をかけて営業・販促を行うことができます。そのため、書店とコミュニケーションを取る時間を十分に確保でき、店頭で大規模な仕掛け展開をしていただけることが特徴です。

 

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また、SNSで話題となる仕掛けをつくることで、テレビをはじめ、新聞・ラジオ・ウェブメディアなどに多数取り上げられているのも特徴です。結果、重版率65%という業界平均を大きく上回る実績をつくれています。

 

<直近3年の主なテレビ紹介実績>
・TBS系列
「王様のブランチ」「クレイジージャーニー」「世界ふしぎ発見!」「あさチャン」「ちちんぷいぷい」など。
・フジテレビ系列
「めざましテレビ」「新説!所JAPAN」「ウワサのお客さま」「Live News it!」「報道ランナー」など。
・日本テレビ系列
「シューイチ」「ヒルナンデス」「行列のできる法律相談所」「ZIP!」「す・またん」など。
・テレビ東京系列
「ソクラテスのため息」「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」など。
・テレビ朝日系列
「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」「激レアさんを連れてきた」「お願いランキング」「おはよう朝日です」など。
・NHK
「おはよう日本」「あさイチ」「SWITCH」など。

 

また、発売から1年以上経ったあと重版した書籍も半数近くあり、読者に必要とされる書籍は、長く営業・販促をしていくことも特徴です。

 

●これまでしてきたこと(一部抜粋)

紀伊國屋書店新宿本店で、12,000円の写真集が1ヶ月で270冊完売した理由

初版たった4,000部だったレシピ本が「料理レシピ本大賞」を受賞するまで

「一度は読んでほしい」小さな出版社のおもしろい本2019

明るい「出版業界紙」をnoteで始めます

社員5名の小さな出版社の本が、カズレーザーさんに紹介されて、Amazon総合1位になった話

 

●(おわりに)なぜライツ社を立ち上げたのか

※HP代表挨拶より転載

2016年9月7日、出版社を設立しました。

 

コーポレートサイト、というわけで、だれに向けて言葉を書けばいいのか難しいですが、大切なことは創業した今の気持ちを忘れないことだと、ふと思ったので、立ち上げにあたっていただいた言葉を一部ここに書き留めておくことで、代表挨拶に代えさせていただきます。

 

「おじさんはやめておいたほうがいいと思うなあ。一時よくても、続けるのは大変だぞ。毎年がギャンブルだ。お金のプレッシャーを感じるとつくる本がおかしくなっていく」(某出版社の取締役)

 

「ぼくは嬉しい。こんな時代にこんな無鉄砲な人たちがまだいたんだって」(広島の書店員さん)

「大丈夫、わたしたちのグループが続かせる」(京都の書店マネジャー)

「仕事ゼロになって会社潰れてピンチになったら転職先一緒に探しますからね!笑。まぁ、冗談はさておき本当に応援しています!お互い、世の中をより良くするために異なるアプローチで努めていきましょう!」(作家さん)

 

ほかにも、たくさんの言葉をいただきました。
また、創業メンバーとなってくれた2人は、こう話してくれました。

「ここには夢があります」
「ここで働くことを断る理由があるとすれば、何か決定的にダメなことがあれば……と思いましたが、何もありませんでした」

これから、わたしたちがつくっていく本は、旅の本、物語の1ページ目となる本、小説、図鑑、実用書、知らないことが身近になる本、などさまざまです。

ですが、出版業をとおして、やりたいことはひとつです。

 

「write」「right」「light」。
書く力で、まっすぐに、照らす。

 

本とは、凍りついたこころを解(と)かす光です。
それは、人が悩みもがくときに導いてくれる明かりかもしれないし、新しいアイデアが浮かぶ瞬間のひらめきかもしれない。その胸の中に生まれる小さな火かもしれないし、温かい木漏れ日や友達の笑い声のようなものなのかもしれない。
そう考えています。

 

ライツ社を一緒に立ち上げた営業マンが言っていました。

 

「2016年9月7日の夜は雷雨でした。この時代に出版社をつくるということは、雷雨の中歩き出すようなものだとはわかっています。ただ、悩みましたがやっぱり僕は、自分がおもしろいと思える本を、好きな場所で好きな仲間とつくり、大好きな本屋さんに届けて、読者に読んでもらいたい」

 

わたしたちが挑戦し続けること自体が、多くの方にとって明るいニュースになることを信じて。

 

「write」「right」「light」。
書く力で、まっすぐに、照らす。

 

もしも今日のみなさんの一日が設立の夜のような雨の日のありようだったとしても、3つのライトでそのこころを照らしたいという気持ちを掲げて、「ライツ社」は始まりました。

 

大塚啓志郎

 

一緒に本をつくり、売り、広められることを楽しみにしています。