10月18日発売!【超訳】ベンジャミン・フランクリン『弱さに一瞬で打ち勝つ無敵の言葉』青木仁志
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『弱さに一瞬で打ち勝つ無敵の言葉』【超訳】ベンジャミン・フランクリン
編訳:青木仁志 10月18日発売
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100ドル札にその肖像画が描かれた「アメリカ建国の父」
ベンジャミン・フランクリンの言葉を日本で初めて超訳した一冊です。
編訳者は青木仁志さん。
22万部のベストセラー『一生折れない自信のつくり方』の著者であり、
アチーブメント株式会社代表取締役として、人材教育のプロフェッショナルでもあり、
ご自身もクリスチャンビジネスマンであられる青木さんに
ベンジャミン・フランクリンの言葉の編訳と解説をしていただきました。
以下に本の詳細をまとましたのでご覧くださいませ。
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200年、読み継がれる「世界最古の名言集」が日本初の完全超訳。
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数々の偉大な作家・経営者たちが尊敬する伝説の人物
「ベンジャミン・フランクリン」
* D・カーネギー(『人を動かす』著者)
* サミュエル・スマイルズ(『自助論』著者)
* ウォーレン・バフェット(世界一の投資家)
* イーロン・マスク(世界最高の実業家)
たちがその自伝を絶賛!
→ イーロン・マスクが「成功」のために読むべきだと勧める9冊の本。
『Benjamin Franklin :An American Life』 ウォルター・アイザックソン 著。
「この本を読めば、彼がどれだけ素晴らしい起業家だったかわかるだろう。彼は何も無いところからスタートした。」
「Foundation 20 // Elon Musk」より引用
→ (『人を動かす』の著者)デール・カーネギーは、ある晩教室で一冊の本を手にしながら、
「すべての人がこの本を読むといいんだが。しかも数回読みかえせばね……」と語りだした。
本の名は『ベンジャミン・フランクリン自伝』といった。フランク・ベトガー『熱意は通ず』より
『フランクリン自伝』(土曜社)より引用
【内容】
100ドル札にその肖像画が描かれる、アメリカ「建国の父」フランクリンによって、
「世界最古の格言入りカレンダー」として出版され、アメリカ市民を豊かにした『貧しきリチャードの暦』
そして『フランクリン自伝』などから123個の名言を抜粋し、超訳!
【推薦】『そうか、君は課長になったのか。』著者、佐々木常夫 氏
人間は時々、自分の弱さに負けてしまいそうになることがある。
この歳になっても、だ。
そんな時、この本を読んでみるといい。
不屈の心と鋼(はがね)の習慣を与えてくれる。
克服できない弱さはない。
【推薦】松下政経塾研修局長、金子一也氏
稲妻は電気なり。
言葉も電気なり。
企業家精神の待望の名著。
【掲載された名言抜粋】
あなた自身ほど、しばしばあなたを裏切ってきた者はいるか。/知識への投資が最高の利子を生む。/わたしを指す前に自分の指を綺麗にしろ。/王冠は頭痛を治癒しない。/相談はワインを飲みながら。解決はそのあとで水を飲みながら。/礼儀や相談、冷静な表情のような金のかからないものに対してけちになるな。/配慮の不足は知識の不足よりも損失が大きい。/傷つくものは、導くものだ。/自分自身と恋に落ちる男には、ライバルすらできない。/プライドは欲求と同じくらいうるさい乞食である。そして欲望よりもはるかに生意気である。/小さな揺れも、いつか大きな樫の木を倒す。/etc…
【ベンジャミン・フランクリンとは?】
「アメリカ建国の父のひとり」と呼ばれ、100ドル紙幣にもその肖像画が描かれた政治家であり、
「資本主義の育ての親」と称され、その自伝はのちの伝説的経営者たちのバイブルとなった実業家。
しかし、その実は、
自分の甘さを認め、 徹底した「習慣」により自己を「管理」し、
弱さに打ち勝った普通の人間だった。
「向こう見ずな青年」から「伝説の人物」へ
貧しい平民の出から、勉学に励み、実業家として大富豪へと成り上がり、のちに国家の独立にまで寄与した男。近代において、このような人物が他にいただろうか。
大航海時代が幕をあけてから200年。
1700年代、ヨーロッパ諸国が土地を奪い合い、まだアメリカが国家にすらなっていない植民地時代。新大陸には大西洋を渡ってきた開拓者があふれ返り、みなが自分の旗を立て、フロンティアと呼ばれる世界で成り上がろうとしていた。
彼も、そのひとりだった。
ニュー・イングランド(現在のボストン)にある貧しい家に生まれた彼は、10の歳から父の仕事である蝋燭づくりを手伝っていた。彼は知識に飢えていた。わずかながら手に入る金はすべて本代に使い、行商人が売り歩く安本はたいてい読んだ。
12歳で印刷工見習いとして社会に出て、若くして職人の技術を身につけた彼は、まだ見ぬ新しい土地を求めた。
ベンジャミン・フランクリン、17歳。
ポケットの中にはわずかな硬貨のみ。こっそりと定期船に忍び込み、誰の推薦状も持っていなければ、知人とてひとりとしていない土地へ向かった。しかしその船は嵐に遭い、帆はぼろぼろに引き裂け、30時間ラム酒1本で海の上を漂うところから、物語は始まった。
たどり着いた町で再び印刷工として雇われ、さらに海を渡ってロンドンに向かい、友に裏切られながらも、22歳で印刷業として独立。
26歳の時には、世界最古となる「格言入りの日めくりカレンダー」を出版した。
古今東西から人生の大切な教訓をかき集めた、『貧しいリチャードの暦』の出版は25年もの間続き、貧しいアメリカ市民を豊かにした。混沌の時代、まだまだ本を読む習慣すらなかった民衆に、数々の名言を通して、勤勉や美徳の価値を伝え続けたのだ。
印刷業で成功を収め、莫大な富を得たのち、フランクリンは政治家となった。
と言っても、ただ椅子の上に腰を下ろしていたのではなく、時には隊長として戦地に趣き、あるいはイギリス本国へ渡り、植民地で生きる人々の権利を奪わぬよう嘆願し、アメリカの独立に多大な貢献を果たした。
そして、1775年、アメリカ独立戦争が始まった。イギリス本国と植民地の戦争である。
この時フランクリンは、すでに69歳となっていた。
翌年、「アメリカ独立宣言」がなされ、彼はその起草委員のひとりとして署名し、「アメリカ建国の父」と呼ばれるまでになったのである。
「Time is money(時は金なり)」をはじめとする
世界最古の名言集をつくった人物
その生涯をまとめた『フランクリン自伝』はアメリカ国民のバイブルとなるほど尊敬される人物。
しかしその実は、地頭こそいいが、向こう見ずで、狂気を合わせ持った青年だった。
商売のために借りた金を使い込んで酒を飲み、友には高慢で謙虚さが足りないと叱られ、私生児をつくり、若気の至りという言葉では済まされない罪も犯した。
しかし彼は、自分の中にある弱さを認めた。
そして、徹底した「習慣による自己管理」によって、怠惰や誘惑と戦い続け、弱い自分に打ち勝ったのである。
フランクリンは、その自伝にこう言い残している。
「私が道徳的完成に到達しようという不敵な、しかも困難な計画を思い立ったのはこのころのことであった。私はいかなる時にも過ちを犯さずに生活し、生れながらの性癖や習慣や交友のために陥りがちな過ちは、すべて克服してしまいたいと思った」
「しかし、やがて私は思ったよりずっと困難な仕事に手をつけたことに気がついた。完全に道徳を守ることは、同時に自分の利益でもあるというような、単に理論上の信念だけでは過失を防ぐことはとうていできない。(中略)まずそれに反する習慣を打破し、良い習慣を作ってこれをしっかり身につけなければならない」
こうして生まれたものこそ、節制や勤勉をうたった「十三の徳目」であり、『貧しいリチャードの暦』に書き込まれた、数百にも及ぶ名言の数々だったのである。
「自己啓発書の原点」。「世界最古の名言集」。
彼が残した書物がこう称されるのは、かの有名な言葉を最初に言ったのがベンジャミン・フランクリンだった、という事実を付け加えれば、おわかりいただけるだろう。
「Time is money(時は金なり)」。
今日、わたしたちが当たり前のように耳にする格言の出典は、元を辿ればその多くが彼の言葉に行き着くのである。
『弱さに一瞬で打ち勝つ無敵の言葉』【超訳】ベンジャミン・フランクリン
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